配信ライヴを2本観て思ったネガティヴを埋葬するためのブログです。感情の整理をしたくて書きました。自分のためだけに書いたので読んでもモヤッとするだけですよ。
ライヴは環境に左右される。
いくらステージが素晴らしくても、受け取る体制が整ってなければ自分の身体は、心は、鳴ろうとしない。そんな基本的な事を久々に思い出したクリスマス。
三日間のライヴ中から終わった後まで、私のTwitterはキラッキラのハッピータイムラインで、それが余計にしんどかった。全ては環境を整えられなかった自分の責任なのに、もしかしたら、閉じた自分の感情や感覚をこじ開けてくれるんじゃないかって過度な期待をしていた節もある。途中からでも、片耳だけのイヤホンでも、スマホの小さな画面でも、子の小さなイビキを聴きながらでも、時に寝返りに巻き込まれたりしながらでも、一曲のパワーで心を奪ってくれるんじゃないかって。
それでも最終日の特典動画でのTETSUYAさんの言葉の端々から、この日を無事に迎えられた事や、7月の無観客配信を経て、今回の有観客でのライヴを終えられた事によるファンへの想いを聞いて、テッちゃんが幸せで、充実した気持ちになれたのであればそれだけで十分なんだと思えた。それはきっと、今の擦り傷だらけの自分には滲みるけど、未来の自分には温かな物に変わって私を支えてくれると確信できたから。
完全に自分が悪い。
鳴らない心の仲間を探してTLを覗いた所で疎外感しかなく、そんな自分に嫌気がさし、時間と距離を置きつつ気持ちの整理をここでする。
それとは逆方向で心がちぎれる想いをしたのは、
12/17に行われたストレイテナーの有観客配信ライヴ
STRAIGHTENER20201217
を12/19と20にアーカイブにて堪能した時。
生放送のタイミングではTETSUYAと同じく途中参加の片耳だけ、集中もできず。まあ楽しそうにやってんな、よかったな、程度で終わり、土日の集中できる時間帯でどっぷり浸かった。アーカイブ有りは子育て真っ只中の身には有り難い。
それが仇となったのか。
鳴りっぱなしの心と身体をどうにもこうにも受け止めきれなかった。そして視線の先を選べないもどかしさに苛立ち、自分はこれまで如何に幸せな環境でテナーを見れていたのかという事に改めて気付かされた。彩豊かなセットリストに、ひたすらライヴを楽しむストレイテナーを見て、心がちぎれていった。何度ツイートに「無理」と書いた事か。それでも見るのをやめられなかった。ズダボロになってもいいから、彼らの音楽に溺れたかった。
私にとってこの2本はとても大事な存在のライヴだ。
だからこそ、いや、ステージに立つ全てのアーティストへ、自分が納得できなかった事の責任を擦りつけたくない。そんな事、少しでも思いたくない。現場に出向いた人達の覚悟や想いもひっくるめて、全てのエンタメを讃えたい。
自分が出来ない事をやってのける人を羨んだり妬んだりするのは違う。
私はもう、コロナが普通の風邪扱いになるまでライヴに出向くことはないと決めている。自分の身体だけじゃない。私が感染して無症状だったとしても例えば子が発症して後遺症が、そしてそれ以上の事が起こる可能性がある限り、自分の娯楽を優先させる事は絶対にできない。きちんと対策されて感染者ゼロで終えられているライヴもある。希望だ。でも私はその中には行かない。そう決めたから。
STRAIGHTENER20201217
1.叫ぶ星
2.泳ぐ鳥
3.FREEZING
4.彩雲
5.Graffiti
6.DAY TO DAY
7.Toneless Twilight
8.灯り
9.さよならだけがおしえてくれた
10.Melodic Storm
11.シーグラス
12.No Cut
13.TENDER
14.スパイラル
15.Death Game
16.From Noon Till Dawn
17.YES,SIR
EN.ROCKSTEADY
TETSUYAは結局一度も通しで見れなかったのでセトリは無しで。